プロローグ


【1st.stage】

降りた駅舎は当時を残し
歩を進め、辺りには人影はなく
人の行き交う生活線に出たはずだった。
とても静寂しきっている。
確かここは・・・
あの日の過去と現在を行き来し、想いと現実の狭間に揺れる詩の世界に、指揮者の性癖に刺された歌い手が様々に散りばめられた昭和と平成の情念を加えることで、令和リバイバルする独自の世界観を皆さまに。

【2nd.stage】

彼岸花が昔は不吉と敬遠されていたように、
花には私たちの五感で陰と陽の印象を無意識に抱かせてくれる。
愛でた花をいつしか感じることができなくなった時、人の感情とは・・・
決して群生している風光明媚な場所ではなくても、花に情が沸き、1年に1度しか感じることのできない甘美な花というものは、近くに寄るだけで、視覚で美しさを、味覚で蜜の甘さを、嗅覚で追憶を、触覚で愛おしさを。
そして聴覚で皆様に感受性豊かに広がる混声音色の香を思わせるような刺激を。

【3rd.stage】

さて、ここから世界が一転します。
25年という長い年月で私たちはどうなったのでしょうか。
それは人も豊富に、持ち合わせるモノも多種多様に。
PR動画でもご覧頂いたように(まだご覧になってない方はTwitterから要チェケ!!)、点と点をクワイヤーボーイズと言う交点、漫画で言う集中線で炸裂させた時、新しい世界が生まれる。

それは、愉悦・驚嘆・慟哭・痛快

フライヤーの色使いに「あれっ?」と思った方も多いはず。お察しの通り、そうなんです。色調以上に演出も凄いんです。
歌も、もちろん皆さまの記憶の引き出しに刺さるものばかりなものとなっております。
演者も歌い手も特殊効果も思考を凝らしたものを降矢の如く仕込んでおりますので、「あれは何だったんだろう」と考えていると演出に置いてけぼりにされるかもしれませんので、開演前の当団のパンフレットはしっかり目を通して頂けるとより一層楽しめるようになっております。「この曲なんだったっけ?」と開演前に思われた方は、簡単にでもググってみてはいかがでしょうか。
今年は様々な要素をたっぷり凝縮した企画ステージをお送りする予定です。
もしかしたら女優陣に目が行き過ぎたり、息を呑む展開に歌が霞む懸念もあるかもしれませんが、それもクワイヤーボーイズの良さの1つ!?
ココだけの話、神聖(!?)な演出の際、とある場所に五円玉を仕込んでおります。それはこれからの皆様の先が見通せ、ご縁がありますようにと、お節介ながら仕込ませていただきました。

さぁ、皆様一目で判別可能なクワイヤーボーイズのチケットはお持ちですか?まだ持ってない方は近くの団員にご連絡頂くか、もしくはこのサイトの『演奏会』からデジタルチケットをご提示頂くと夢幻の世界へ入場頂けます。(開催場所はデジタルチケットの下記のフォームよりお気軽にお問い合わせ下さい)

皆様と新しい笑顔を纏えますように・・・

今回お相手は セカンド ジョーイでした。

是非会場でお会いしましょう☆